読書メモ『決定力-正しく選択するための4つのステップ』
被験者の半数には、その従業員が今から半年後に会社を辞めるとしたら、どんな理由が考えられるかと訊ねた。平均で3.5個の理由が挙がった。
残りの半数には先見的後知恵アプローチを使うよう伝えた。「半年後、その従業員が会社を辞めたとする。その理由は?」このグループでは平均で4.4個の理由が挙がった。もう一方のグループよりも25パーセント近くも数が多かっただけでなく、理由も具体的で、シナリオとの関連性も強かった。
未来を仮定するよりも、断定してから逆算した方が、理由をたくさん挙げられるようです。特に意識したこともなく、意外に感じました。理由が多ければ、対策も多く立てられそうです。